流行語大賞アメリカ版

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031226-00000959-reu-int

[ロサンゼルス 25日 ロイター] 米国の言語専門サイト「ユア・ディクショナリー・ドットコム(YourDictionary.com)」が、2003年で最も印象に残った言葉「トップワード」(流行語大賞)を発表。すべてがイラク戦争関連の言葉となった。
 第1位に挙げられたのは、「従軍」を意味する「Embedded」。これに「blog(ウェブ日記)」、「SARS(重症急性呼吸器症候群」などが続いている。
 ユア・ディクショナリー・ドットコムのパヤック社長はロイター通信に、「Embedded は、大変な年となった今年の出来事を8文字に凝縮した、最も印象深い言葉となった」と語った。
 過去に選ばれた「トップワード」には、2000年の米大統領選で話題となったフロリダ州のパンチ式投票用紙の穴から出る「chad(切りくず))、2001年に米同時テロで破壊された世界貿易センタービル(WTC)跡地を指す「グラウンドゼロ」などがある。
 人名では、このほど米軍に拘束された元イラク大統領の「サダム・フセイン」が最多。次いで、10月に選出されたシュワルツェネッガーカリフォルニア州知事をもじった「あー!ノルド」、ブッシュ米大統領の名前「ジョージ・W・ブッシュ」に含まれる「W.」などが挙がった。
 また、笑いのタネにされることが多いブッシュ大統領の発言スタイルを示す「ブッシズム(ブッシュ用法)」もリストに加わった。同サイトは、「ニュークリア(核)」を「ニューキュラー」、アスナール(Aznar)・スペイン首相を「アンザール(Anzar)」と発音した例など、上位5例をリストアップしている。
 2004年に注目されそうな言葉としては、早くも「Mad cow(狂牛)」が候補に挙がっているという。
 「トップワード」は、世界のネット利用者から候補を募り、「複数のプロ文筆家」によって選定される。サイトのアドレスは、http://www.yourdictionary.com。(ロイター)
[12月26日12時53分更新]

なかなか格好いい言葉が選ばれたようで。