有機EL使った次世代PDA、ソニーが来春発売

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031228-00000202-yom-bus_all

 ソニーは27日、次世代の画面表示装置(ディスプレー)として注目されている「有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレー」を使った携帯情報端末(PDA)を、2004年春に発売する方針を明らかにした。

 有機ELは、液晶方式の画面と比べ、発色の鮮やかさなどが売り物だが、技術的に大型化が難しいのが弱点だった。ソニーが新たに販売するPDAは3―4インチ程度と、市販品としては「世界で初めて」(ソニー)従来の2倍程度大きい画面を使う予定だ。ヒット商品がなかなか開発できずに苦しい経営が続いていたソニーにとって、次世代ディスプレーの開発競争で先行し、巻き返しを図る狙いがある。

 ソニーはPDAへの搭載に合わせ、2004年春から、より大型の有機ELパネルの量産を、月産30万枚規模(2インチ換算)で開始する。さらに、将来的には有機ELをさらに大型化して薄型テレビの画面に使うことを目指す。(読売新聞)

ちなみに、有機ELの説明(ZDNET
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0102/19/keyword_5.html

有機EL(Electro luminescence:エレクトロルミネッセンス)は,LCDに代わる次世代ディスプレイといわれており,自己発光の素子であることからバックライトを必要としない。視野角の制限もなく,レスポンスもLCDより速いほか,低消費電力で高輝度,薄型化が図れるデバイスとして期待されている。

 EL素子は蛍光性化合物に電場を加えることで発光するものであり,発光層の種類によって無機ELと有機ELが存在する。無機ELは時計のバックライトとして,すでに実用化がされている。

とのことです。
頭痛が酷いのでコメントは割愛。