個人情報改変も可能 住基ネット実験で田中知事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031216-00000119-kyodo-bus_all

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の安全性を検証する長野県の侵入実験の結果について、田中康夫知事は16日記者会見し、実験の中間まとめを公表した。田中知事は「情報を改変することも可能だ。完ぺきと総務省は言っているが、IDカードや暗証番号もなしにサーバーを乗っ取ることが出来た」と強調、個人情報の保護をめぐり住基ネットの欠陥があるとの考えを示した。
 これに対し総務省の畠中誠二郎自治行政局長は同日、緊急に記者会見し「実験では住基ネット本体には侵入できていない」と長野県を強く非難した。
田中知事や県の説明によると、侵入実験は9−11月に県内の3町村で実施。同県阿智村の公民館などの端末などから庁内LAN(構内情報通信網)に侵入、「既存住基サーバー」を乗っ取った。下諏訪町では、市販の無線LANで庁内LANに侵入することもできたという。(共同通信

と、田中氏は申しておりますが、具体的に、どこの情報をどのように改変することができたのでしょう。
それを示してくれれば、現実味をぐぐっと帯びると思うのですが。