「ゴジラ」引退! 着ぐるみの限界

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 映画「ゴジラ」シリーズが50周年記念作品「FINAL WARS」(12月11日公開、北村龍平監督)を最後に終了することが2日、東宝から発表された。過去の人気怪獣が10頭以上登場し、ゴジラ引退に華を添える。54年「ゴジラ」からこれまで27作が製作され、観客動員は最終作で計1億人を突破する見込み。富山省吾プロデューサーは「最高のゴジラ映画をつくりたい」と話している。
 54年に「ゴジラ」が公開されてから50年。年末に公開される28作目が、文字通り「FINAL WARS」となることが発表された。
 ゴジラの引退は昨年、新作を検討した段階で決まった。富山プロデューサーは着ぐるみやCGを使う現在の表現方法では「もはや本当に新しい、誰も知らないゴジラはつくりきれない」とシリーズ終了の理由を説明した。
 「FINAL−」はフィナーレを飾るにふさわしい豪華な内容になる。「怪獣ワールドの楽しさを知ってもらいたい」(富山氏)と、過去の作品に登場した人気怪獣を10頭以上、リニューアルさせて登場させる。また最強の新怪獣「モンスターX」も登場。ニューヨーク、パリ、上海、シドニーをまとめて破壊するという。2カ月間の海外ロケを行う予定だ。富山プロデューサーは「オールスターにして最高の技術をもって、最後にふさわしい作品になるだろう」と話した。
 「あずみ」などを手掛けた北村龍平監督がメガホンを取る。北村監督は今年、ハリウッド挑戦する予定をキャンセルして「FINAL−」にかける。「今までにないスケールのものをつくり、世界中をびっくりさせるつもり。ベスト・オブ・ベストなものを作ります」とコメントした。
 過去27作で観客動員9800万人を突破。今回は目標を「92年『ゴジラVSモスラ』の420万人は超えたい」(東宝)としており、最終的に1億人を突破するのは間違いなさそうだ。戦後の子供たちを夢中にさせた怪獣王が、静かにスクリーンから消える。(日刊スポーツ)

なんと。
ゴジラには、スーパーXの時代からお世話になってきたので寂しい限り。
これは見に行かねば。